ティア1とティア2の差・・・。
先週末は、各地でテストマッチが行われましたね。 それらの結果を見ると、ティア1とティア2の差をまざまざと見せつけられた形となりましたね・・・。
時系列でいくと・・・
- 日本 (11位)● 31-69 ○ ニュージーランド(1位)
- ウェールズ(3位) ○ 21-10 ● スコットランド(6位)
- イングランド(4位) ○ 12-11 ● 南アフリカ(5位)
- アイルランド(2位) ○ 54-7 ● イタリア(14位)
まぁ、ランキング通り上位チームが勝ったということなんですが、点差を見る限り、やはりティア1とティア2の力差が歴然ですね・・・。 (イングランドVS南アフリカ戦は、南アフリカが前半でしっかりとスコアしておけば、あのような負けにはなっていなかったと思うんですけど、ここがオールブラックスとの違いなのでしょうね・・・。)
イタリアはティア1の部類に入るとはいえ、ヨーロッパ6カ国の中では残念ながら置き去りになっている状況ですから、実質ティア2に近い立ち位置だと思いますし、6月のテストマッチでは日本とはホームで1勝1敗の互角だと考えると、アイルランドに惨敗を喫してしまったことはかなりショックですね・・・。
しかもアイルランドは、正規のハーフ団が出場していない中でのあのスコア差ですから・・・。 試合内容も圧倒的な差がありましたし、正直なところ、ワールドカップではアイルランド戦は捨てたほうがいいでしょう。 はっきりいって、アイルランドは堅実な気がします。 各選手が自分の役割をきっちりこなそうとしていますし、本当にサボりませんよね・・・。 改めて感心しました。
ですので、アイルランドを打ち負かそうと考えるよりも、スコットランドに照準を当てて勝ち切ることを考えなければ、予選突破は無理な気がします。
さて、大事なのは、今週のイングランド戦です。 シックスネーションズを連覇したときのような強さは今はありませんし、現在のイングランドにトライされまくっているようだと絶望的です。
とはいえ、南ア戦のようにペナルティ狙いの試合はしてこないでしょうし、フィジカルでドンドン押してくるでしょうから、なんとかスピードで乗り切り、慌てさせたいですね。
さて、話は変わりますが、今回日本代表と対戦したオールブラックスとブレディスローカップのオールブラックスの対戦、観たくなりますよね。
しかし、この時期に、ヨーロッパ組、日本組、アメリカ(マオリ)とオールブラックスメンバーを世界中に飛ばせるニュージーランドで恐ろしいですよね・・・。
これらのチームをしっかりと分けてテストマッチに加えると、トップ10には確実に入ってくるんでしょうね・・・恐るべし・・・。