スポーツ日記

主にラグビーについて語っております。

南アフリカ・カンファレンス

シックスネーションズやプレミア、TOP14などと比較すると、体格を見れば、どのポジションの選手なのかが分かりやすいスーパーラグビーですが、さすが世界一のアタッキングラグビーと言われるだけあって、試合がスピーディですね。

ゴリゴリとFWで押し込むラグビーも面白いのですが、やはりボールが動いて、バックス陣がランで相手を切り裂くプレーは見ていて、声を上げずにはいられませんね。

開幕戦、ストーマーズVSジャガーズなんですが、ジャガーズはアウェイで1点欲しかったですねぇ。 後半、認定トライを取ったときには「ひょっとして勝つかも??」なんて思いましたが、最後のペナルティキックを与えたのは、本当にもったいないところでした。

しかし、ストーマーズのSOダミアン ウィルムセはよく決めましたね。 何が恐ろしいって、まだ19歳なんですよね・・・。 両ロック、エツベス、デュトイがいなかったとはいえ、代表クラスがたくさんいる中でのプレイはなかなか立派です。 また、セナトラとレイズのコンビは、かなりやっかいで今後面白そうですね。 (コルビが戻ってきた時にどうなるのかも注目です。)

続いてライオンズVSシャークスなのですが、シャークスからすると、スーパーラグビーでは昨シーズンから3試合連続でライオンズとの対戦となりますが、なかなか勝てませんね。

とはいえ、ロベール デュプレアを取ったのは大きいですね。190cm台のSOはそうそういませんし、スピードのあるカルウィン ・ボッシュを控えに回せることができると、SO、FBとこなせるようですのでかなり強力なチームになりそう。

2試合観ていた中では、個人的にはシャークスが今後面白そうな存在になりそうで、ちょっと追いかけてみたいですね。 f:id:so1maeda:20180219130919j:plain

さてさて、今週ですが、いよいよサンウルブズが登場しますね。 どんなスコッドになるのか、いまから注目ですし、なんだかワクワクしますね。

とはいえ、今週の週末はかなりシンドイ週末になりそうです。 金曜には、ハイランダーズVSブルーズですし、 土曜は、午前4時くらいにシックスネーションズ「フランスVSイタリア」お昼に「サンウルブズVSブランビーズ」「クルセイダーズVSチーフス」の連続視聴の後、夜11時からは「アイルランドVSウェールズ」「スコットランドVSイングランド」が待っています。

まぁ、うまいこと被っていないので全部見ようと思えば見れますが、金曜はともかく、土曜は、のレベルの試合を5試合となると、かなりキツイ。

まぁ、肉体的にも、カード的にも「フランスVSイタリア」はちょっと諦めようかなというような気持ちであったりはします。

なにせ「サンウルブズ」の試合は通常の3倍はパワーを使いますからね。 とにかく開幕戦ホームでの試合、相手は強いですけれど、絶対に勝ちたいですね!!! BS日テレでも放送するようですから、スカパーに入っていない人も、応援しよう!!

2018スーパーラグビーが開幕!

いよいよ明日、2月17日からスーパーラグビーが開幕ですね。

今季からは、チーム数が15チーム3カンファレンスとなり、サンウルブズはオーストラリア4チームの所属するオーストラリアカンファレンスに属することになります。 (その他は、ニュージーランドカンファレンスと南アフリカカンファレンス。) f:id:so1maeda:20180216125159j:plain 今回の大会は、同じカンファレンス同士の試合がホームアンドアウェイで2試合ずつ対戦し、他のカンファレンスと4試合ずつを行うようになっています。 (今年、サンウルブズは、ジャガーズハイランダーズとの対戦はありません。)

しかし今大会は、サンウルブズも含め、昨年と同じような体制のチームは少なく(特にオーストラリアカンファレンスは)、大きく変わったチームとなっているので、いまから楽しみですね。

さて、明日の開幕は、南アフリカカンファレンスの2試合だけが行われるのですが、開幕戦のストーマーズVSジャガーズ、ライオンズVSシャークスの対戦は本当に楽しみです。

シックスネーションズとはまた違った、アタッキングラグビーが見れると思うと、早く明日になれ!!!なんて思ってしまいます。

やはり気になるのはライオンズで、スコッドにはトップリーグにも所属していた、モスタート、ホワイトリー、ヤンチース、マプーがいますし、彼らがどのようなプレーを見せるのかが楽しみです。

グローバルテンズ

ラグビー10人制のクラブ国際大会「ブリスベン・グローバル・テンズ」では、パナソニックは決勝トーナメントに上がることができませんでしたね。

パナソニックの属するプールAは、レッズ、レベルズ、パナソニックの3チームが1勝2敗で並んでいたのですが、残念ながら得失点差によって、レッズが勝ち上がることになりました。

10分ハーフで行われる大会なのですが、これ、想像以上に大変なのでしょうね。 初日が2試合、2日目は、決勝まで残れば最高で3試合、決勝に行けなくとも1試合ということになるのですが、なんとなく前回大会に比べ、フィジカルでのぶつかり合いが増えてきたのではないでしょうかね?

1回大会は、各チームまだまだ戦術が明確ではなかったように思えるのですが、どうやら2回目にして、テンズの戦い方というものが、見えてきたような気がしています。

というのも、パナソニックのような15人制寄りの戦い方ではなんとなく通用しないような気がします。 強いチームなどを見ていると「ボールをもらったら相手に真っ直ぐ突っ込んで、そこから近場でのオフロード」というような傾向が強いようで「倒されてSHからパス」というようなラグビーは通用しなさそうです。

とにもかくにも、1人で2~3人のディフェンスを抱え、味方にオフロードパスというようなプレイが1番効果があったように思えます。

しかし、テンズの選手は1瞬のスピードが半端ないですね。 どこかにBボタンがついているんじゃないかというようなスピードでした。

結果としては、ブルーズが優勝したのですが、予選では別次元の強さを魅せたクルセイダーズがまさか準決勝で敗退するとは思いもしませんでした。雨の影響があったのかもしれませんが、決勝トーナメントでは予選での圧倒的な強さが見られませんでしたね。

しかし、今大会で1番面白かったのは、女子の決勝なのではないでしょうかね。 まさか、決勝で同点の場合には、5分ハーフのゴールデントライ方式だったなんて知りませんでしたし、この方式、5分で決まらなければ、永遠に5分ハーフが続くというのだそうで、選手からすると恐ろしい方式ですよね。

優勝したのは、レッズウーマンなのですが、劇的なゴールデントライでした。 あのゴールを決めたのは、なんと17歳の選手だというのですから、驚きです。 また、恐ろしく落ち着いていましたし、今後、かなりいい選手となりそうです。

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試合内容や選手個人個人を見てみると、ワラタスウーマンのほうがチーム力が上のように見えたのですが、やはり決勝は何が起こるかわかりませんね。

とてもいい試合でした。