スーパーラグビーの決勝はライオンズVSクルセーダーズに決まりましたね。
決勝に上がってきたチームは、流石という感じでしたね。
特にライオンズなんて、前半30分までであれば、一体何点取られて負けてしまうんだろう・・・
なんて思っていたら、後半は一方的でしたね。
ハリケーンズは、ボーデンバレットのシンビンも痛いところでしたが、
それよりも後半開始直後、ペレナラの反則がすべての流れを決定づけてしまったのではないかと思っています。
もちろん、ペレナラは闘志溢れるいい選手なのですが、あの位置で無理する必要はあったのでしょうかね?
恐らくは前半終了間際からの悪い流れを断ち切ろうとしたプレイなのかもしれませんが、
ちょっとライオンズに勢いを与えてしまいましたね。
とはいえ、ライオンズは本当にいいチームです。
諦めないというか、全員がひたむきにプレイしていますし、チーム力が半端ないと思います。
やはりシャークス戦で苦労して、なんとか勝ち上がってきたことが相当、力になっているように思えます。
なので、流れ的にはライオンズの優勝か!!!なんて思ってしまいますが、
今回、ライオンズがハリケーンズに昨年のリベンジを果たしたように、
決勝では、クルセーダーズがライオンズにリベンジ!!!なんてことも考えられます。
ハイランダーズ戦といい、チーフス戦といい、あの鬼ディフェンスは観ていて感心します。
個人的には、ライオンズやハリケーンズのように攻撃的なチームのほうが好きなのですが、
あのクルセーダーズのディフェンスを観ていると、ついつい声が出てしまいますよね。
特に、イズラエル・ダグのトライなんて諦めないディフェンスから生まれたようなものじゃないですか。
ジェームズロウがキックで逃れようとしたところを、モウンガがタックルし、そのこぼれ球をダグがトライとなるわけですが、その前に1度、ジェームズロウが上手いフェイントでモウンガのタックルを交わしていて「上手い!」って思った矢先ですからね。
まぁ、見方によっては、ジェームズロウも、うかつだったとも言えるのかもしれませんが、10番があんな動きをするんですから、そりゃ、強いですよ。
もう、今時のハーフ団は、攻撃だけでなく、しっかりとディフェンスできないと務まりませんね。
さてさて、そんな楽しみな決勝なのですが、
正直なところどちらが勝つのか、わかりませんね。
ライオンズの攻撃力が勝るのか・・・。
クルセーダーズの守備力が勝るのか・・・。
ライオンズのホームであるヨハネスブルグでの試合ということもあり、ライオンズ有利であることは間違いないのですが、
ハリケーンズとは異なり、クルセーダーズはフィジカル、ゴリゴリ系で負けるようなチームではありませんし、ライオンズがどのような戦術で戦ってくるのか楽しみでなりません。
しかし今回のプレイオフの流れ的には、ライオンズのコンブリンクが効きまくっているので、ライオンズ優勝、MVPコンブリンクで決まりそうですね。