スーパーラグビー決勝、クルセーダーズがその強さをまざまざと見せつけてくれましたね。
ホームゲームということを差し引いても、今季のクルセイダーズは他チームとは頭一つ抜けていましたね。 ライオンズ側がスクラムとモールで対抗できれば、面白い試合になるのではないかと思っていたのですが、見事に対策していて、モールに至ってはライオンズのあの圧倒的強さが鳴りを潜めていましたね。
まぁ、しかしこの試合を見ていて、なんだかんだラグビーはFWだなと思わされましたね。 FWで圧倒できればBK陣に余裕ができますし、攻め方に余裕ができますよね。
いい例がヤンチースで、FWが劣勢となると極端に悪いプレーになってしまい、それを打開することができなくなりますよね。 挙げ句、審判に文句ばかり言うようになりますし、ちょっとこれではボクスの10番は無理でしょうね。
しかしライオンズでは、マルコムマークスとモスタートは群を抜いて良かったですね。 特に終盤のマルコムマークスのトライは、スコットバレット、サム・ホワイトロックをぶち破ってのものでしたし、あれは圧巻でした。
これ今年のボクス、ラグビーチャンピオンシップではかなり面白いことになりそうですね。
デクラーク、ルルーの復帰で6月のテストマッチでもいい結果を残していましたし、ここにマルコムマークスが完全復活したとなるとかなり強力になりますし、テストマッチでの脳震盪後、ボーデンバレットはいまいち調子を落としているようですし、オールブラックスも相当手こずるのではないでしょうか。